高校生で初めての留学

【プログラム】短期留学

私はトビタテ留学Japanという奨学金制度を使って留学しました。

留学しようと思ったきっかけは，小学校の頃に英語に触れる機会が多く，

いつか大きくなったら留学してみたいと思ったことです。

その頃からは時間がたち，英語教育と異文化を学びたいと思い

オーシャンズさんに相談しました。そこで相談した中で，

非英語圏でも英語能力が高い，尚且つヨーロッパなど様々な国から生徒が集まる，

文化面でも興味のあるドイツに留学することにしました。

実際にドイツでは、平日は語学学校で英語とドイツ語を学び，

週に一回、通っていた語学学校の提携している現地の学校で英語の授業の見学を

していました 。
実際に英語の授業見学を通して感じたのは，話すことと生徒主体で作文したり

ワークをしたりしていて，先生の話をずっと聞くという日本の授業とは

異なったというところです。

そこがインターナショナルスクールだったので，より英語を使うことが

自然だったのかもしれませんが，英語に壁がない状態でした。

他の他国の友達と話していて，ヨーロッパは様々な言語が飛び交う土地なので，

第二言語を習うのが普通で，語学習得に 関して全体的に抵抗がないのかもしれません。

留学中は多くの偶然の出会いがありました。
具体的には， 語学学校で知り合った人を通じて，近くにあった

ハイデルベルク大学の学生さんと知り合えたり，同じ家に別の留学生がいて，

たまたま私のいた三週間で毎週違う人が来て，友達がたくさんできたり，

街を散策していると２週間限定の移動式遊園地に出会えたりなどしました。

そのようなつながりで出会った人たちと，ネッカー川の大きな花火大会へ
行ったのはとても楽しいと同時にいい思い出です。

それぞれが様々な目的で留学に来ていて，お互いの文化を知ることができ，

たくさんの発見と刺激がありました。

特に，同年代の友達とはお互いの国での流行りや，共通している文化などもあって

面白かったです。

留学中に困ったことは三つあって 一つ目は バスを逃したことです。

ドイツのバスや電車はよく遅れるのですが，花火大会 の日は遅くまで外にいて，

バスの本数も少なかったのですが逃してしまって，次のバスまで待つと遅くなりすぎる

ということがありました。

そのときは，知り合いの現地の大学生が車で家まで送ってくれたので本当に助かりました。

二つ目はSIMカードです。

現地で購入するもののほうが安いと聞いていたので，

現地で購入したのですが，日本で事前にSIMロックを解除していなかったため，

日本とのやり取りをしなければならず，三日ほどかかってしまいました。

これから渡航される方はSIMロックを確認しておくことをお勧めします。

三つ目は日本に入国する際に必要なコロナウイルスの陰性証明書です。

日本が指定している内容を含んだものでなければならず，

そのフォーマットを結果のメールが来たときに送れば，

記入してもらって帰ってくるという確認をしていたのですが，

一向に返信が来ませんでした。検査を受けたのが金曜日で，

日曜日に出国だったのですが，週末に入ったためかメールを送っても

返信が来ず，帰れるのか不安でした。

結局週が明けるまで返信は来なかったのですが，最初に送られてきた検査結果の

ところに必要な情報が入っていたので，なんとかギリギリ間に合いました。

渡航前は，言葉が通じないというところで壁があるのかと思っていましたが，

いった地域が観光地で，ホストマザーも英語を話せる方だったので，

わからない時は英語が通じてコミュニケーションは取れました。

実際に行ってみて，ドイツは環境に配慮した取り組みが多い国だなと感じました。

ペットボトルや缶などを買う際には，デポジットとしてなどを買う際には，

デポジットとして25セント多く払わなければならず，スーパーなどにある

機械に入れることで換金されるというシステムがありました。

また，電気や水道代が高いということもあり，日中はなるべく電気を使わずに

日光を取り入れて活動していました。

また，語学学校ではサマースクールなどではなく，通常の授業に入ったので，

同じクラスはほとんどの人が私よりも年齢が高い20代以降の人が多かった印象です。

そのためか，仲良くなろうと思って最初に話しかけるのに時間がかかりました。

来ていた生徒はフランス，イタリアなどのヨーロッパの人だけでなく，

アメリカ，メキシコやサウジアラビアからなど多様な国から来た生徒がいました。

文化の違いは，授業に遅れてくる人がほとんどだったり，

気まぐれで休んだりする人も多かったので日本人はやはり真面目なのだなと感じました。

また，授業中にお菓子を食べたり，電話やお手洗いなどで勝手に出て行っても

怒られないところも面白かったです。

ほかにも，現地のスーパーはほとんどが日本でいうコストコのような感じで

ベルトコンベアに並べて，多くの人がまとめ買いをする印象でした。

私は主にキャッシュを使っていたのですが，硬貨に慣れていないので

支払いに時間がかかって後ろの人を待たせてしまうことが多かったです。

ドイツはお菓子が有名な国なので，ハリボーをはじめとても多くの種類があって

楽しかったです。

この留学はまず，初めての海外留学で，一人で見知らぬ土地に行って生活する

大きな経験でした。

準備の段階からわからないことだらけで，すごく大変でしたが，オーシャンズさん含め

多くの人の助けがあったおかげで，無事に行って帰ってくることができました。

そして，私はまだ明確に将来の夢そして，私はまだ明確に将来の夢や目標が決まっている

わけではなく，とにかく興味のあることに手を伸ばして視野を広げようと思い留学し，

たくさんの刺激をうけ、見ている世界が広がったと思います。

また，大学生になったら一年以上の長期留学をしてみたいと思うようになりました。

なにか直接的につながらなくても，一人で行って帰って来たという経験は自信に

つながりますし、この先の人生でこの経験が生きてくることもきっとあると思います。

やってみたいけどなかなか一歩踏み出せない人は，特に大きな功績を残す必要はないし，

思い切い切って飛び込んでみることが大切だと思います。

そして，一番大切なのはどうして何のために留学するのかをしっかり考えておくことだと

思いました。それによって現地でのモチベーションも かわるし，吸収できるものも

変わってくると思いました。

この留学で一年以上前からサポートしていただき本当にありがとうございました。

Q１ ホームステイ 学生寮での 生活はいかが でしたか？
ホストファミリーは退職後のホストマザーのみでしたが，同じ家にもう一人
別の留学生がいて，たくさん話したり食後にボードゲームをしたりして楽しめました。

三週間のうちでたまたま同じ家にいる留学生が毎週変わったので，

いろんな国の人とかかわることができました。

夜は基本１０時以降静かにしなければならなかったので，シャワーや電話は

早くすましていました。

夕食はあまり温かい ものが出ないかもしれないと事前に伺っていましたが，

毎回パスタなどの調理されたものとサラダといった形が多く，好きな量とる形だったので

量もよかったです。

Q2　学校の授業 はいかがでしたか？（難しかった、簡単だったなど）
午前中に英語，午後にドイツ語をとっていました。午後のドイツ語は午前中の半分の９０分で，

午前中もドイツ語をとっている人がほとんどだったので，すこしプラスアルファの内容でした。

一番下のレベルだったので，午前中に基礎の基礎をやっているメンバーの中で午後だけ

受けているとついていけない時もありました。

英語は，最初間違えて B2（中級） クラスに入っていて，途中で間違いに気づいて

A2 （初級）クラスに入りました。

授業の難易度的にはB1（初中級） クラスがあったら B1 があっていたと思うのですが，

その時開講していませんでした。

Q3持って行ったほうが良いものは ありましたか？ あれば、 理由も教えてください
日本のお土産（お菓子など）を持っていくと喜ばれます。自分も現地の味に

なれなかったときなどに落ち着くので，たくさん持っていくといいと思います。

あと，生理用品も自分の慣れている物を持っていくといいと思います。

Q4　現地の生活習慣やルールで日本と違うと思ったところはどのようなところでしょうか？
・学校の教室やと家では基本的に日中は自然光のみで生活していて，電気は日が落ちてからしか

つけていなかったです。（どこの家もそうなのかはわかりません）
・エレベーターの閉まるボタンがないところがある
・電車に乗る際に改札がなく，チケットは車内で確認される。

Q5 お金はいくら位使いましたか？お金はいくら位使いましたか？ 何に使いましたか？

何に使いましたか？
食事（飲み物），お土産，交通費，PCR検査

Q6  週末は週末はどんなどんな過ごし方を過ごし方をしましたか？しましたか？
ホストファミリーの紹介でドイツ人と日本人のピクニックに行ったり，

友人とイベントに行ったり，日帰りの旅行に行ったりしました。

【保護者様からの感想】
Oceans様の皆様、とりわけご担当下さった石田様には、本当にお世話になりました。

心より厚く御礼申し上げます。
本人も親も、どうしたら高校生で留学できるかを全く知らない状態の私共を、

とびたて留学Japanへの応募方法からご指導いただきました。

とびたて留学 Japanに合格できたのも、ひとえに石田様のご指導、

優しく寄り添うサポートのお陰でした。

応募も期限ぎりぎりになんとか間に合った！というだけの内容でしたが、

幸いなことに合格することができました。
コロナ禍により渡航自体ができず一年余り延期、ロシア上空は飛行困難、などを乗り越えて、

なんとか、高校二年生の７月に三週間のホームステイによるドイツ語学留学に行くことができました。

初めての海外一人旅でしたし、PCR検査や未成年の入国審査等の手続にも直前まで皆様には

ご尽力いただき、お陰様で、なにごともなく無事帰国することができました。

ホームステイ先の方もとても良い方で、本当に恵まれた留学体験をさせていただきました。

日本での高校生活は、とにかく忙しく慌ただしい日々ですので、それらから離れ、

別世界のゆったりとした時間を親からも友人からも離れて過ごせたことは、

娘にはとても貴重な経験になったことと思います。
今回は、短期留学でしたが、大学生では長期留学を希望するかもしれません。
Oceansの皆様には、今後ともどうか宜しくご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

大変有難うございました。